配偶者の借金は住宅ローン審査に影響する?

 

妻の借金の審査への影響は?

今度、住宅ローンを申し込もうと思っていますが、妻にクレジットカードや消費者金融での借入がある場合、審査は通らなくなりますか?

 

妻も働いているので、わたしだけの収入で不十分であれば、家内の収入と合わせようとも考えていますが、それは可能でしょうか?

 

また、この場合も、妻の借金は影響しますか?

40代 自営業


 

 

審査は本人に対してだけ行われます

住宅ローンにおける保証会社の審査は、申込者本人に対してだけ行なわれているようです。

 

したがって、ご主人が単独で住宅ローンの申し込みをする場合は、奥さんに借金があっても問題はありません。

 

しかし、奥さまの収入も合わせるとなると、問題が出てきます。

 

住宅ローンを組むとき、同居する配偶者や親、子などに収入があれば、その収入を合わせた総額を収入として計算できます。

 

これを「収入合算」といいます。

 

収入合算の基準は、フラット35を扱う住宅金融支援機構と民間の金融機関とで異なりますが、いずれも、合算できる人は1人のみです。

 

フラット35の場合は、収入合算する人の年収の全額が適用されますが、民間の金融機関の場合は、年収の2分の1しか適用できなかったり、パートだと認められないなどの制約があります。

 

収入合算ができれば、借入可能額が増えるので、申込者1人では返済負担率が高くなってしまう場合、それを抑えて希望額の融資が受けられる可能性があります。

 

しかし、奥さまが収入合算の対象になれば、ご主人と同じ申込者と見なされるため、さまざまな個人情報のチェックが行なわれます。

 

収入合算では、銀行とご主人は債務契約を、奥さまは保証契約を結び、ご主人の連帯保証人となります。

 

したがって、奥さんに借金があると収入合算ができなくなるだけではなく、家計の負担が増えるとみなされたり、申込者の信用度が落ちたりして、ご主人だけの融資もNGとなる可能性が高くなります。

 

夫婦で共同のローンを組む方法としては、「ペアローン」というローンもあります。

 

これは、ご主人、奥さまそれぞれが銀行と債務契約を結び、それぞれの収入に応じて住宅ローンを組むことです。

 

この場合、収入合算のように配偶者の2分の1までしか融資されないといったことはなく、借り入れ可能額はさらに増えます。

 

その一方で、団体信用生命保険にはそれぞれで加入しなくてはならないなど、収入合算よりも支出が増えるというデメリットがあります。

 

ペアローンも収入合算と同じく、ご主人、奥様、それぞれの個人情報がチェックされるので、クレジットカードなどの借り入れは致命傷になります。

管理人


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