個人事業主でも、二世帯住宅のローンは組める?

 

二世帯住宅を建てたい

わたし(現在59歳)と息子(34歳)は共に個人事業主で、二世帯住宅を建てたいと考えています。健康状態良好で、まだ10年ぐらいは働けそうです。

 

収入は、2人合わせて700万円ぐらいで、頭金は600万円ぐらいあります。個人事業主でも、二世帯住宅のローンは組めるのでしょうか?

50代 個人事業主


 

 

支払い能力に問題がなければ申し込めます

親子二代で住宅ローンを払っていくことは可能です。もちろん、フリーランスや個人事業主といった方でも、支払い能力に問題がなければ申し込めます。

 

こうしたローンは、「親子リレー型住宅ローン」と呼ばれます。

 

住宅ローンは、80歳になるまでに完済しなくてはならないので、年齢が上の方ですと、長期の借入ができず、毎月の支払額が大きくなります。

 

しかし、親子リレー型住宅ローンを利用すれば、お子様の年齢にもよりますが、最大35年のローンが組めますので、二世帯住宅の購入が可能になります。

 

(例)フラット35の場合(1)一般のローンにおける返済可能期間80歳(完済年齢) - 59歳=11年(2)親子リレーを利用する場合の返済可能期間80歳 - 34歳(お子様の年齢)=46年(実際には35年)※住宅ローンの最長年数は35年なので、(2)の場合は46年ではなく35年になります。

 

親子リレー型ローンは、収入合算が可能なので、借り入れ可能額も増えますし、返済期間の短縮もできます。

 

自営業の場合の注意点は、所得金額でローンの計算がされることです。

 

収入=売上ではなく、売上から経費を引いた所得がその額となり、お2人とも、過去3年間で黒字になっていることが必須です。

 

また、団体信用生命保険の加入に関しても注意点があります。60歳未満の親が、子と親子リレー返済をする場合、団体信用生命保険は、親か子、どちらかが加入します。

 

しかし、この保険は80歳が脱退年齢なので、親が加入するか、子が加入するかで熟慮が必要です。

 

さらには、親子リレー返済のローンを組む場合、お子様はお父様の「連帯債務者」になる必要があります。

 

連帯債務者とは、借主(お父様)が返済不能になった場合、債務を履行しない場合、その債務に対して借主と同じ責任を負う人のことです。

 

ここで、「連帯債務人」と「連帯保証人」の違いについて覚えておきましょう。

 

日常生活でもよく耳にする「連帯保証人」は、申込者を補償する人なので、本人の返済が滞って初めて、債権者から返済を求められます。

 

これに対して「連帯債務人」は、借主と同じ返済責任を負うので、債権者である金融機関は、お子様にいつでも返済を要求できるのです。

 

住宅ローンの場合は、何の理由もなしに、いきなりお子様に支払いを要求することはなく、上記に記したように、申込者の健康状態が悪化したり、支払いが遅延したりしたような時に、お子様に支払い要求が行なわれるようです。

管理人


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