固定金利住宅ローンを選ぶ際の注意点は?

 

金利を選ぶ際の注意点は?

住宅ローンの金利選択で迷っています。堅実にいくのなら固定金利だと思いますが、うまくいけば支払利息が少なくなる変動金利に大きな魅力を感じています。

 

そこで、変動金利を選ぶ時の注意点などを教えてください。

30代 会社経営


 

 

リスクを理解して金利を選びましょう

金融機関の変動金利は1.8〜2.5%ぐらい(2013年1月現在)ですが、金利の適用期間や各行で異なります。

 

さらに、超低金利時代の今、金融機関で行なわれている優遇金利を適用すれば、1%以下の金利になり、とても魅力的に感じます。

 

しかし、この変動金利は半年に1回の見直しがされて、場合によっては当初の予定より大幅な金利支払いが発生する可能性があります。

 

金利が変動する要素としては、日本の景気動向や政府の金融政策などが挙げられます。

 

現在は、15年近く超低金利の時代が続いていますが、過去にさかのぼってみると、バブル時代(1990年頃)は、8%を超えていました。

 

経済評論家などは、しばらくは今の低金利状態が続くと考えている人が多いようですが、政府がデフレ改善に力を入れていることを考えると、絶対に安心とは言えません。

 

金利の見直しが行なわれ、住宅ローンの金利が上がった場合、すぐに返済に影響してくるということはありません。

 

その理由は、金融機関とのルールでは、金利が見直されても5年間は返済額を変更しないと決められているからです。

 

しかし、その期間が過ぎると、毎月の返済額から利子に充当される額が増えていきます。

 

たとえば、毎月100,000円の支払額のうち、元金と利息が共に5万円だったのが、金利上昇によって、元金が2万円、利息が8万円といった内訳になることも考えられるのです。

 

さらに金利が上昇すると、利息が毎月の支払額を超えることも考えられます。

 

毎月の支払額で支払えなかった利息は「未払い利息」となり、翌月の支払額から優先して支払っていくことになるので、元金が全く減らない状況に陥るリスクがあります。

 

金融機関では、固定金利と変動金利を組み合わせたプランも用意されています。

 

これは、最初は変動金利で住宅ローンを支払っておき、金利が上昇したら固定金利に切り替えるというものですが、このプランにもデメリットがあります。

 

金利というものは、固定金利のほうが先に上がり、変動金利が後から上がります。

 

したがって、金利上昇から変動金利に切り替えた時は、すでに固定金利も高くなっているということです。

 

こうした金利の変動は、長期金利の動向や、日銀総裁の発言などを毎日チェックして予測するのですが、専門家でもそれを読むのは難しいらしいです。

 

住宅販売会社や金融機関の提案だけに左右されず、こうしたリスクをきちんと理解した上で、金利の種類を選ぶとよいでしょう。

管理人


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