自営業・経営者の住宅ローンは年収の何倍まで借りられる?

 

借入金額の目安は?

個人事業主になって5年経ちます。そろそろマイホームが欲しいと思っていますが、物件の下見に行く前に、自分ならいくらぐらいの住宅ローンが組める見込みか知りたいです。

 

目安になることや、計算方法などがあったら教えてください。

30代 自営業


 

 

まずは必須項目からチェック!

まずは、フリーランスや個人事業主の方が住宅ローンに通るための必須項目からチェックしましょう!

 

下記の項目は、基本的にどこの金融機関の審査でも、クリアーになっていなくてはなりません。

 

■ 直近3年の事業収支が、すべて黒字である
■ 現在、消費者金融からの借入がない
■ 過去に、クレジットカードや消費者金融の借り入れで、延滞などの事故を起していない
■ 現在、大きな病気にかかっていたり、ケガをしていない
■ 過去に、再発の可能性がある病気にかかっていない
■ 頭金をある程度用意している(物件価格と諸費用(物件価格の10%)を合計した額の30%程度)
■ 国民年金や住民税を滞納していない
これらの項目以外にも、
■ 借り入れ時年齢
■ 完済時年齢

 

といった項目もチェックされ、いずれも若ければ若いほど審査に通りやすくなります。(借り入れ可能額シミュレーション)フリーランスや個人事業主の方の場合、収入と見なされるのは手取りではなく、申告所得(住民税課税証明書の総所得)になります。

 

節税対策で経費などを多く計上している方でも、その点は金融機関での審査では考慮されないので、注意が必要です。

 

次に、返済負担率を計算します。返済負担率とは、年収に対して借入金の総額がどのぐらいの割合になっているか、という数字です。

 

計算式は、「(既存ローンの年間支払額+これから組む住宅ローンの年間支払額)÷年収」となります。

 

サラリーマンの場合、この計算式からはじき出される数字が20〜30%前後であれば問題ないとされていますが、収入が不安定なフリーランスや個人事業主の場合は厳しく見られ、20%前半の返済負担率が求められるようです。

 

返済負担率を25%と設定し、既存のローン50万、年収を600万円とすると、(50万円+住宅ローンの年間支払額)÷600万円=25%上記の式から、住宅ローンの年間支払額は100万円、月額8万3000円となり、返済可能額は20年間の借り入れ・・・8万3000円×12ヶ月×20年=約1,990万 ー

 

A30年間の借り入れ・・・8万3000円×12ヶ月×30年=約2,990万 ーBとなります。

 

年利3%の固定金利で申し込んだ場合、借り入れ可能と思われる金額は

 

Aのケース・・・1,500万円弱Bのケース・・・1,900万円強となります。

 

この金額に頭金を足した額が、購入可能な住宅の目安となります。

 

頭金が足りない場合は、もう少し貯金をして増やすか、親などから贈与、融資を受ける必要があります。

管理人


自営業・経営者の方におすすめの住宅ローンとは?